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Long Title    [ Series Film Scan ]

1997年ギャラリー無寸草にて開催した個展の写真を中心に、
その他、ハヤサキ展、グループ展等のフィルム時代の写真です。

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窓の向こうには小さな惑星  誰も知らない自分が  誰かが知っている自分を助手席に載せて  少しの不安を軋ませて遠い所へ  街の灯りが星座に代わる前に。

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皮も。肉も、血も、骨も、 いつかは、入れ替わり  考える事も少しは変わりつつ在る  代わりきれないきれない残り続ける何者かが、 僕の中でそっと囁く。

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光と闇の狭間には  鍵も無ければ扉も無い  眼を閉じるほんの少しの勇気と  香りと言う名の記憶を一雫  素肌から流れ込む優しさで包込む。

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地に足が着かなくて  着きたいとも思わないけれども  最終的な着地地点は  何時頃、何処で、 迎えられるのだろう。

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沈黙を武器にするのは 最も卑劣で簡単な事 弱い奴らの好む事 でも、決して 口にしてはいけない事柄も有る。

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自分自身に対峙していると  夢は当てど無く 言い訳を彷徨って  戦う度に失う声はかすれて  闇に繋がれてしまう。

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遠い未来に 夢を馳せ 今居る場所を確認して 自分の憧れに 続く海の向こう側。

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何時か何処かで見た景色が  不意に頭の中に放ろがって行く  それはきっと僕にとって  とても大切な場所?

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想い続けていればきっといつかは  きっといつかはなんて想っていると  きっといつかは、きっといつかは・・・  きっといつかはで、終わらないうちに  さてと、今度は何をしようか!!

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キャンプの傍で育ち 金網越しに憧れ続けていた でっかいアメリカ その時代が今は見えない・・・

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光、熱、流れ、時、 振動、電気、旬、匂い 目には直接観えてこない 様々な現象 其処に有るべき真実。

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人と語り合う事 付合う事 孤独に耐える事 どちらが難しい事 どちらが辛い事?

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憂鬱はすぐにつけ込んで住み着き  指と爪の隙間に血がにじむ  一瞬にして壊れてしまった宇宙  瞼の裏に刻み込まれた虹の色  笑い方を忘れた鯨が泣いている。

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土曜が日曜に代わる頃  耐えきれない様な悲しみは  ジャケットの 内ポケットの奥深く  小さく綺麗にたたんで仕舞った。

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気怠い気分で 遅く目覚めた 夏の午後 開いた瞳に映った 遠い古代の記憶

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沈み行く太陽の中で  暑く熱せられた希望の切れ端が  行き先を見失った渡り鳥に  地図に無い未来を俯瞰する。

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塩辛い蒼い月  名も無い犬達の群れが溺れた湖  張り裂けた鼓動に、 保障されているのは  永遠の無い永遠のみ。

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流れ辿り着いた先に  見た事も無い何かが始まる  けれども、映画の様に  素敵に格好良くは  行かないのが現実。

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月の明かりを素肌に触れる風に感じて  竹の箒で星屑を集めて  星の匂いを嗅いだ時  大河の濁流に流される  木の葉よりも小さな存在。

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現実と理想、嘘と真実、憎しみと愛、 誤と正、戦争と平和、 物事の対極に在る 表裏一体の事柄に 優しさのスパイス加えてみる。

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水の音がする  波の音、潮の音、雨の音、 河の音、滝の音、何の音  そんな事はどうでもいい事  ただただ、ホッとする水の音

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イルカと泳ぐと  とても幸せな時が過ごせると  誰かが言っていた。 海に潜った時それよりも  生き物の多さに驚かされた。

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今一番欲しいもの  それは、大きな河の流れに身を任せ  ゆっくりと、長く、緩やかに、 瞼を半分閉じたまま  抱かれ流されて行く様な時間。

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大量の情報や 記録や評価を 閲覧しても 理解し合える部分はほんの一部 その一部分も決して正確ではない。

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一番恐怖に感じる事  それは、僕が死んでも  毎日変わらぬ日々が  地球が廻るのと同じ様に  あたりまえにやって来る事。

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多数決の少数意見 聞き逃してしまいそうな声 それが本当に正しいと 胸を張って 叫んでみたい!

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眩し過ぎる陽射しを背に  緑の匂いを嗅ぎながら  遠い記憶の深淵に置き忘れた  大人になりきれない  素敵な痛みを思い出す。

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女郎蜘蛛に彼岸花  過ぎ行く夏に更け行く秋  紅色の翳りが瞼に沁みて  枯草に沈む十五夜の月。

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春の陽射しに包まれて  空を眺めて、 全ての状況を受け入れ  それでも、好奇心が優先する時  恐れが僕から遠のいて行く

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ヨレヨレのトレンチコートを着た 河馬みたいな顔をしたおじさんが、 僕に語りかけてきた  「君は、現実に棲んでいるのかネ?」  と・・・・・

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常識的な事の先に在るものは  時で言うなら、一直線上に置かれた  過去・現在・未来  しかし、そこに起こる奇跡の確率は、 極端に少ない。

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老いる度に 優しさが生まれ 生まれた優しさが 孤独を導く。

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優しさに包まれて 開いた瞳に映るのは、 真実から隔たった 空間のほんの一部分。

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追いかける夢に 最も必要なのは、 忍耐力かもしれない、 ほんの一瞬気を抜いた隙に 現実が追いついて来る。

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幻を信じていたいから  星の雫飲み干して終えば  何か?ではなく何故か? だけに生きる  情熱と好奇心の鎧に囲まれて

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好きな物は何ですか?嫌いな物は何ですか? 好きな事は何ですか?嫌いな事は何ですか?  好き嫌いをなくそうと思っていたら  本当に好きなものを忘れてしまった 彼等に出逢った。

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チャンスは何処にだって降って来る  空から降る雨の様に  傘なんかさすのは止めにして  勇気を出して濡れてみよう 子供の時の様に!

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心の深淵に忘れかけた 希望の欠片に 日が射して、 ふと、見上げた空の向こうに 長く続く未来の分岐点。

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夢の無い夢の中で  纏り付かないでくれ  邪魔をしないでくれ  闇の静けさに怯えながら  肩を叩き合った夜

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翔び起つ時、 着地する時、 どちらも勇気の要る事で 終わりでも或り 始まりでも在る。

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